1000人規模の希望退職の募集を検討・・・
今日ネットで見た、私が気になったニュースである。
20代、当時勤務していた会社の経営が悪化した。
給料が遅れる。減額される。ボーナス無し。
入社時、経営は順調。ボーナスは月給の○か月分など、景気の良い話を聞かされていた。
ところが、入社してから一年も経たず、こんな悲惨な目に遭った。
このような経験をしておきながら、上記のようなニュースも見ても、つい最近まで、私は他人事のように思っていた。そう思えるくらい、ここ数年の私は順調だった。
もちろん、会社勤めをしていれば不平不満はある。
しかし、我慢出来ない事はない。
今は給料が遅れず、減額されず貰える。
当たり前の事なのかもしれないが、私にとっては大きなことだ。
危機感が芽生えたのは、今年に入ってからだ。
遅ればせながら、ようやく気付いた。
「私は定年まで、残された時間が十年しかない」と。
いや、そもそも十年あるのか?それすら怪しい。
会社がこの先も順調か?
私は定年まで働けるのか?
清掃の仕事しか出来ない私が、会社員の立場を失ったら何が出来る?
「終身雇用」「年功序列」
既にそんな時代は終わっているのだ。その事に気付くのが、私は遅過ぎた。
遅過ぎたが、私はあえて「悪あがき」したい。
私にとっての「悪あがき」とは、「勉強」である。
「清掃の仕事」以外にも、何か出来るように。