2021年6月19日(アメリカ・ラスベガス)
WBAスーパー・IBF世界バンタム級タイトルマッチ
◯ 統一王者・井上尚弥(3回TKO )●IBF1位・マイケル・ダスマリナス
井上尚弥選手、タイトル防衛おめでとうございます。
今回も圧巻のパフォーマンスでした。
ですが・・・
私は、今回の試合は「熱く」なれなかった。
第1ラウンドで、既に「勝負あり!」と思ってしまった。
すると、「ドキドキ感」「ワクワク感」は、一気に冷めてしまった。
やはり、「ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)」の決勝戦。
「ノニト・ドネア選手」との試合が興奮したし、あのような激闘をまた見たい。
ダスマリナス選手は「ランキング1位」だったが、「最強の挑戦者」ではなかった。
私のような素人が見ても、そう感じてしまった。
いや、待て。
そうではなくて、「井上尚弥選手」が単純に ”強過ぎる” のか。
それにしても、
ファンの期待を裏切らず、しっかり「ノックアウト」で仕留める井上尚弥選手は、”さすが” の一言です。
本当に、「凄いプロボクサー」です。
見たい!
日本人初の4団体統一!
私が生きている間に、そんな期待が持てるプロボクサーは「井上尚弥選手」しかいません。
4団体統一
これは、凄く難しい。
「強い」だけでは、実現出来ないのだ。
例えば、今回の試合。
これは、「IBF」からの指名試合だった。
王者は、「一定期間内に、統括団体が指名する挑戦者と試合をしなければならない」と決められているのだ。
つまり、井上尚弥選手が ”4団体統一王者” になる為には、今回のような「指名試合」もやらなければならない。
「チャンピオンベルトを持っていない相手」とも、戦わなければならないのだ。
「他団体との統一戦」と「指名試合」では、モチベーションだって変わってしまうと思います。
それでも、
それでも、「4団体統一」に期待してます。
井上尚弥選手の次の試合が、「他団体との統一戦」でありますように。
そう、願ってます。