担当物件の集積所に、石油ストーブが捨てられていた。
粗大ゴミとしての手続きがとられていない。
いわば「不法投棄」である。
残念ながら、これは珍しい事ではない。
別に驚きはしなかった。
困ったのは、「灯油」だ。
その石油ストーブに、タンク満タンの灯油が残っていたのだ。
ネットで調べてみると、ガソリンスタンドで処分してくれるらしい。
早速、近くのスタンドへ行ってみる。
ところが・・・
「昔はやっていたんだけど、今はやってないんだよね」
そうか、そうなのか。それなら仕方ない。
他のスタンドへ行ってみる。
「昔はやっていたんだけど、今はやってないんだよね」
えっ?ここでも?それなら仕方ない。
また他のスタンドへ行ってみる。
結局、4件のガソリンスタンドで断られた。
しかも全てが、「昔は・・・」という。
困った・・・
でも、「数撃てば、いずれは当たるだろう」と5件目へ。
「550円かかりますけど」
「えっ?処分してもらえるの?」
「はい、出来ますよ」
ついに当たった!
私がとても喜んでいるので、そのスタンドの店員さんが苦笑いしていた。
でも、それくらい嬉しかったのだ。
ネットでは、灯油はガソリンスタンドで処分してくれると書いてあった。
しかし最近では、出来ないスタンドも多数存在する。
今日の仕事で学んだ事だ。