昭和22年生まれの私の母は74歳。
お祝いする為に帰省した。
しかし・・・
いつものように、母の手料理を家族全員で楽しむ。
母の誕生日に、「主役」の母を働かせてしまった。😓
これで、良かったのかな?という気はする。
ところで、父が1回目のワクチン接種を済ませた。
母も今月中に、1回目を接種予定だという。
私は驚いた。
両親は、「ワクチン接種」には慎重な立場だったからだ。
特に母は、どちらかと言えば「否定的」だった。
私は、「俺は順番が回ってきても、当面、受ける気は無い」と言い、その理由を母に説明した。
自分なりに考えた上で、この結論を出し、当然妻にも話をした。
母は、私以上に考えに考えたようだ。
それは、自身の健康状態が「良好」ではないからだ。
そして母は私に、こう言った。
「 ”死” を受け入れる覚悟でワクチンを接種する。」
まあ・・・
母らしいな、と思った。
母の話は、こうだ。
新型コロナに感染したら、死ぬかもしれない。
ワクチンを接種しても、副反応で死ぬかもしれない。
ワクチンを接種しても、新型コロナに感染して死ぬかもしれない。
ワクチンを接種しても、副反応で死ぬかもしれない。
ワクチンを接種しても、新型コロナに感染して死ぬかもしれない。
これらの選択肢の中で、どれを取るべきか?どれなら受け入れられるか?
考え抜いた上で、「接種」という結論を出した、との事だった。
ここまで言われるとね。
私はもう、何も言えません。
母がワクチン接種を決めた以上、副反応などが起こらず、しっかりと抗体が出来る事を祈るのみ。
母さんへ
長生きして下さいね。
Alexandra_KochによるPixabayからの画像