今日予定されていたWBAライトフライ級タイトルマッチ
王者・京口紘人選手とトレーナーの2人がコロナウイルスに感染した為、中止になった。
うーむ・・・
京口選手もトレーナーも無症状らしい。
それでも、「中止」しなければならないのか。
京口選手本人はもちろんのこと、関係者は万全な「コロナ対策」をしていたはずだ。
にも関わらず「陽性」とは残酷だ。
挑戦者・タノンサック・シムシー選手も気の毒でならない。
世界戦のチャンスなんて、そう滅多に来るもんじゃない。
エージェントが試合中止を伝えたところ、彼はその場で泣き崩れたとか。
それでも気丈に会見に出席し、「あきらめない、チャンスを待ちたい」と。
せっかく掴んだタイトルマッチの舞台がこんな形で中止とは・・・
彼の心中を察すると、何ともやりきれない。
私はどうも納得出来ない。
国が推し進めている「Go Toキャンペーン」は、コロナ感染が止まらない現状でも中止にはならない。
私もこの政策には「賛成」の立場だ。元ホテルマンなので、かつての同僚達の状況を知っているからだ。
京口選手は無症状にも関わらず、タイトルマッチ中止の決定。
「延期」ではない。「中止」だ。
何故、延期してでも開催する方向で検討しなかったのだろう?
京口選手は、私のお気に入り「辰𠮷 𠀋一郎選手」の指導を受けていた。
そんな事もあって、彼の試合も楽しみにしていた。
私は、延期してでも開催してほしかった。
「中止」はとても残念です。