「奇跡」だと思う。
大相撲七月場所、照ノ富士関の優勝のことである。
かつては「大関」を務めた照ノ富士関。
そんな彼は、「序二段」にまで番付を落とした。
それでも現役を続ける。
私はこの事実だけでも、凄いなと思っていた。
小学生に二枚落ちで惨敗し、プロ棋士を諦めた私のような根性無しには、とても出来ないことだ。
(7月16日の日記)
幕内に復帰しただけでも信じられない事なのに、優勝って・・・
もう、本当に凄い。
そして、辞めさせずに見守り続けた、師匠の伊勢ケ濱親方も凄い。
これも、なかなか出来ない事だと思う。
こんな師弟関係が羨ましい。
「最後にこうやって笑える日が来ると思って信じてやってきたので、一生懸命やればいいことがあると思っています」
照ノ富士関が、インタビューで語った言葉だ。
そうか、私も一生懸命やらないと。
照ノ富士関、優勝おめでとうございます。