先ず、これから書くことは、決して先輩方を批判するものではない。
私は彼らが好きだし、老いた体に鞭を打ちながらハードワークをこなす彼らには頭が下がる。
あくまでも、私の目の前にある事実に基づき、今夜も思いのままに、書きたいことを書きます。
昨日も書いたが、改めて書く。
私の先輩達の多くは異口同音に、こう言う。
「年金だけでは食っていけない。体はキツいが辞められない。」
つまり、本音ではリタイヤしたいが、出来ないのだ。
それは何故か?
現状よりも体の負担を軽くしながら、なおかつ現状レベルで稼ぐ手段が無いからだ。
もし、それが選択出来るのならば、当然そうするはずである。
先輩達と同じ道を辿る。
私には老後資金は無いし、今から貯める気もない。
年金だけでは食っていけないのだから、死ぬまで働き続けるしかない。
結局、私は甘えていた。
「年功序列」
「終身雇用」
時代は「昭和」から「平成」、そして「令和」に変わった。
しかし私は、「昭和」のまま思考停止していた。
若いうちから先を見据え、自己投資・自己研鑽に励むべきだった。
自己投資・自己研鑽に励みましょう。
私は清掃員を辞める気は全くない。
「お客様に喜んでもらいたい」
毎日、これを追求しながら職務に励んでいる。
だが、これは現在進行形の話だ。
将来、先輩達と同じように体がキツい、辞めたいとなった時。
残念ながら、私にはそれが出来ない。
長い間、「昭和」という名の ”ぬるま湯” に浸かっていた私は、一生涯「終身労働」という形でそのツケを払わなければならない。
辞めたい
そう感じた時には、辞められる人生の方がいい。
そして、他の選択が出来る人生の方がいい。
その為には、稼ぐ知識、手段、能力などなど。
そういったものを兼ね備えている方がいい。
若いうちから、自己投資・自己研鑽に励みましょう。