「公助」は何処へ行ったのか?

日本ボクシングコミッション(JBC)は、井岡一翔選手に対し、厳重注意処分を下したことを発表した。

そして、JBCの安河内剛本部事務局長はルール改正について、「現時点でJBCルールを変更することは考えていない」とコメントした。

 

処分が妥当か否か?
ネットを見ると、様々な意見がある。

私は「妥当」だと思いますが、まあ、どうでもいいです。

 

JBCはルール変更を考えていないと言っているので、それを受けて井岡一翔選手がどんなアクションを起こすか、そこに注目してます。

 

 

今日は井岡選手よりも、こっちが気になってしまった。

 

厚生労働省と警察庁の発表によると、2020年の全国の自殺者数(速報値)が前年より3.7%増の2万919人だった。

 

厚労省は、新型コロナウイルスの影響が一定程度あるのではないかと分析しているようだが・・・

 

一定程度?
いや、影響は大きいだろうと思うが。

 

私のような立場の者は他人事ではないので、このようなニュースは心が痛む。

 

もし自分が職を失ったら、食っていけなくなったら、住むところもなくなったら・・・

そんな事を考えてしまう。

 

自助・共助・公助
まずは自分でやってみる。そして地域や家族で助け合う。その上で、政府がセーフティーネットで守る。

菅義偉首相の理念である。

 

「公助」とは、行政による支援を意味している・・・はずだ。

 

これだけ多くの人が、自ら命を絶つ。

「自助」ではどうにもならない。
「共助」が得られない。

 

.そんな時に必要な「公助」は、一体何処へ行ってしまったのか?

「公助」で救えたかもしれないのにな。

 

世の中がこんな状況にも関わらず、政治家の先生方は国会で「居眠り」をしておられる。

こんな人達が国民に「我慢」を求めるなど、呆れてしまう。

 

あなた方こそ、仕事中の居眠りを「我慢しろ」である。