菅義偉首相に思う事

菅義偉内閣の支持率下落が止まらない。

どの世論調査を見ても、軒並み「30%」である。

 

内閣発足時は70%を超えていた。
僅か数ヶ月で急降下してしまった。

 

私は自民党支持者ではないが、菅義偉首相には期待していた。
9月14日の日記

市議会議員出身の菅首相は、「市民感覚」が分かる人だと、私は思っていた。
例えば安倍晋三前首相や麻生太郎副総理は、「雲の上の人」という感じで、「市民感覚」とは無縁の人達だと、私は思っている。

菅首相が着手した「携帯電話料金の値下げ」などは、まさに 市民感覚だと、私は喜んだ。

 

しかし、私自身も菅義偉首相への期待感はどんどん薄れている。

 

以前にも書いたが、「熱」を感じられない。
1月8日の日記
いつでも「冷静沈着」と言えば聞こえは良いが、そうではなく、「冷たい」感じがしてしまうのだ。

 

私は、「小泉純一郎元首相」のような政治家が好きだ。

 

小泉さんからは「熱」を感じる。

「何が何でも郵政民営化をやるんだ!」

物凄い「熱」を感じたからこそ、自民党が好きではない私が、当時は支持した。

 

そして現在の小泉さんは「脱原発」を訴え、活動をしている。

「かつて原発を推進した事は過ちだった。」

こう言える事も凄いと思う。
人間、歳をとると、なかなか素直に過ちを認められないものだ。

私の周囲にも沢山いる、そんな人達が 😑

 

対して、現在の菅義偉首相は・・・

何処かの遠い空から国民を見下ろしている感じがする。

何とも抽象的な表現になってしまったが、まあ、とにかく市議会議員経験者とは思えない。
市民の声に耳を傾けているようには見えない。

 

私の目には、そんな風に映ってしまい、とても残念です。