アメリカ大統領選挙に思う事

テレビで見る光景は、「凄いな、熱いな」と言うか・・・
上手い表現が見当たらないが、選挙で「デモ」やら「暴動」やら。

 

これらを肯定する気はない。
かと言って、全てを否定する気もない。

 

「暴力沙汰」は言うまでもなく、ダメだ。

ただ、ここまで熱くなるのは、日本では決して見られない。
日本はどうも選挙に対して「後ろ向き」というか、「しらけている」ような、そんな印象を受ける。

実際、国政選挙の投票率も50~60パーセント程度しかないし。

 

私は、選挙には熱くなってしまう。

選挙公報を読み込み、候補者達の公約を知り、そして投票所へ行く。
もし支持したい候補者が居なければ、「白票」で私の意思表示をする。

「白票」とは、何も記入せずに投票した票のことである。
投票率には反映されるが、投票の効力としては無効である。

 

「無効ならば、投票しなくてもいい」
「行くのが面倒」
「投票しても、何も変わらない」などなど。

私の周囲で、選挙に参加しない人達の言い分である。

 

まあ・・・確かにね、1票では何も変わらないかも。

 

しかし、アメリカで「デモ」を起こすほど熱くなっている人達は、そんな事は考えていない。
「何も変わらない」ではなく、「変えてやる!」という強い意志を持っているような気がする。

私はそこまで熱くなれないが、「変わってほしい」という強い願望を持って投票している。

 

私ごときでは、何も変えられない。
自分では出来ないから専門家、つまり「政治家」に託す。その政治家を真剣に選ぶ。

私の「1票だけ」では何も変わらないが、多くの人達の「1票」が多数票となり、何かを変えるきっかけになる。

 

たかが1票、されど1票

 

アメリカのような「暴動」はやりすぎだが、日本人はもっと選挙に関心を持ち、積極的に参加すべきだと、私は思います。

 

 

TumisuによるPixabayからの画像