「ZERO1」のエース・大谷晋二郎選手が『頚髄(けいずい)損傷』と診断された。
10日に両国国技館で開催された「ZERO1」の『20周年&21周年記念大会』
杉浦貴選手の投げっ放しジャーマンで、後頭部をコーナーマットに叩きつけられた。
この後、大谷選手は動けなくなってしまった。
兎にも角にも、
大谷晋二郎選手の回復を祈ります。
私は、昔はプロレスをよく見ていた。
当時、大谷選手は「新日本プロレス所属」だった。
その後、橋本真也さんが設立した「ZERO-ONE」へ移籍。
この後の大谷選手については・・・よく知らない。
私自身が、プロレス観戦から離れてしまったからだ。
離れた理由の「一つ」が、三沢光晴さんが亡くなった事。
本当にショックだった。
「昭和の時代のプロレス」を見ていた私のような年寄りは、
現在進行形のプロレスが・・・“怖い” です。
技の過激度、危険度と言っていいのか分からないが・・・
とにかく、
昭和の時代とは、「違う」と感じている。
こんな私の意見に対して。
例えば、
新日本プロレスの小島聡選手は自身のTwitterで、
『プロレスは、いつの時代も危険』だと発信していた。
もちろん、それはその通り。
私も、「昭和のプロレス」が “安全” だったと言っているのでは無い。
だけど、
上手く書けないのだが、やっぱり違うのだ。
例えば、
今回の投げっ放しジャーマン。
この技、「平成」からじゃないか?
「昭和のプロレス」では、
『ジャーマンスープレックス』だったはずだ。
“投げっ放し” で、しかもコーナーマットに叩きつけるなんて、「昭和」で見た記憶が無い。
そして私は、
“投げっ放し” よりも、「ジャーマンスープレックスホールド」が好きだ。
相手を後方に投げる際、美しい弧が描かれる。
そして、ブリッジした状態でフォール!
私は、プロレスの芸術的な技の一つだと思っている。
他には、武藤敬司選手の
ドラゴンスクリューからの足4の字固め!
こういう技の応酬で、私は大満足である。
現在は、
投げっ放しとか、垂直落下とか・・・
見栄えが派手な技の応酬でないと、会場が盛り上がらないのか? 🤔
男女共に『危ない!』と、目を逸らしてしまう技が・・・ね。
私のような「古いおじさん」は気になってしまうんですけどね。
最後に
杉浦貴選手はリング上で全力で戦っただけだ。
だから彼を責めてはいけないし、誹謗中傷なんて論外だ。
団体には、杉浦貴選手のケアもやってもらいたいです。