相次ぐ、政府の方針撤回。
新型コロナウイルス対策として、お酒の提供停止に応じない飲食店に対して
① 金融機関から働きかけてもらう。
② 酒類の販売業者に対し、お酒の提供を続ける飲食店との「取引停止」を要請する。
当初から腹立たしい思いで、このニュースを見ていた。
私は休日には「外食」を楽しむ。
食べることが大好きだし、個人的に応援したい飲食店がある。
(過去の日記)
だから「恫喝」とも「恐喝」とも受け取れる、今回の政府の方針には心底ムカついていた。
まあ、当然の結果なのだが、
世論の強い反発で、①も②も「撤回」に追い込まれた。
こんな無茶苦茶を言い出した「西村康稔・経済再生担当相」については、以前にも書いたので、今更書くことは無い。
今日は彼の上司である「菅義偉首相」の対応について。
思いのままに書きたいことを書きます。
私はこれまで、尊敬出来る上司に出会った事が無い。
何故、尊敬出来なかったか?
それは、「菅義偉首相」のような人だったからだ。
例外なく、これまで出会った上司全員そうだった。
つまり、
自身は知らぬ存ぜぬ。
西村さんの独断、勇足だった。
菅首相は、こんな発言をしてない。
でも、こういう「態度」である。
有権者の一人である私には、このように見える。
何故ならば、菅義偉首相には「任命権者」としての責任がある。
仮に西村さんの勇足だったとしても、ただひたすら「申し訳なかった」と頭を下げればいい。
それが、私の考えだ。
かつて、私も部下を預かった経験がある。
私は、一度たりとも、部下を矢面に立たせた事は無い。
部下への説教は、もちろん私がした。
しかし、ご迷惑をおかけしたお客様への謝罪は、全て私がやってきた。
「上司はこうあるべきだ。」
私の信念だ。
菅義偉首相は、今回の件は承知してなかったと言いながらも、西村さんを庇うような発言をしていた。
更迭も考えていないらしい。
だけど、そうじゃなくて!
「今回の件は全て、任命権者である私の責任だ。大変申し訳なかった。」
こう言ってほしかった。
言い訳は一切せず、ただ謝罪だけすべきだったと、私は思います。