昨日、病院へ行った。
レントゲン写真を見せてもらったが、相変わらず骨は折れたまま。
もちろん、一週間足らずで骨が元通りなんて、甘い考えは無かった。
しかし、我慢出来ないような痛みを感じない。
医者に尋ねた。
『仕事への影響が大きい。ギブスは外したい。テーピングだけではダメですか?』
回答は・・・
「ダメです。少なくとも、あと二週間はギブスをして下さい。患部の保護の為に、絶対に必要です。」
あー、やはりダメか。しかも、あと二週間もギブスとお付き合いか。
「注意一秒、怪我一生」
この言葉が身に染みる。
ところで、怪我をして分かったことがある。
それは、「母の苦労」だ。
母は長年、足を患っている。
日によって状態が変わり、時には杖が必要になるくらい痛むらしい。
そんな足にも関わらず、母はボランティアで地域の清掃をしている。
私には、とても真似出来ない。
「他人の立場に立って・・・」などと言うが、実際に自分が経験・体験しないと分からないこともある。
左足の自由を奪われ、初めて母の苦労を理解した。
そんな母に対して、私はしっかり「親孝行」しているだろうか?
「全然・・・」
どこからともなく、そんな声が聞こえてくる。
足が治ったら、先ずは帰省しよう。