松井常松さんへの憧れ。
ベースを始めた動機だ。
BOØWYのベーシスト、松井常松さん。
私の周囲は、皆、氷室さんか布袋さん。
しかし、私の視線は、映像ではあまり映らない松井さんに釘付けだった。
ステージ上の佇まいに、とにかく憧れた。
18歳だったか?それくらいの頃に初めてベースを購入した。
練習はダウンピッキングのみ。指で弾く事はしない。
松井さんがそれをやっている姿を見たことが無かったから。
そして・・・
「挫折」
私には無理だった。
「カッコイイ!」「彼のように成りたい!」
「憧れ」に近付く為には努力も必要。
しかし、当時の私にはそれが出来なかった。
約20年振りにベースの練習を再開した現在・・・
松井常松さんは「憧れ」だが、「成りたい!」は無くなった。
練習はしているが、努力はしない。
昔は「出来なかった」が、現在は「しない」である。
ただ、ベースを弾く事を楽しむ。
そんな私の演奏を、同じように楽しんでくれる人が居る。
それが、とても嬉しい。だから練習も全く苦にならない。
今年のゴールデンウイーク、外出は自粛するつもりだ。
その分、部屋で楽しもう。
休日の楽しみは幾つかあるが、そのうちの一つは、
当然、「ベース」だ。