坂本博之さん

骨折して宿題を忘れてしまった。(10月12日の日記

 

「平成のKOキング」

元東洋太平洋ライト級チャンピオン・坂本博之さん

 

私が知り得る日本人最高のプロボクサーは「井上尚弥選手」だが、お気に入りでは真っ先に「坂本博之さん」を挙げる。

 

「お気に入り」はたくさんいる。

50歳の現役ボクサー辰𠮷 𠀋一郎選手。
最近引退された八重樫東さん、ノックアウトダイナマイト・内山高志さん、などなど。

挙げたらキリが無いのだが、お気に入りの中でも「坂本博之さん」は、「特に」である。

 

彼が児童養護施設で育ったのは有名な話。
同じ境遇の子供達を支援し続ける姿は、度々メディアで紹介された。
本当に素晴らしい人だと思っている。

 

しかし、私が「プロボクサー坂本博之選手」を好きな理由は、そこではない。

一言で言えば、「ファイトスタイル」である。
その強打をブンブンと振り回す姿、観ていて滅茶苦茶、気持ち良かった。
完全に「KO狙い」のボクシングは、素人目にも分かりやすい。

 

そんな坂本博之選手を、私はどうしても「世界チャンピオン」にしてあげたかった。

 

「してあげたかった」というのは、おかしな表現だ。
しかし、やはり「これしか言いようがない」というか、適切な表現が思い浮かばない。

 

ここからは私情100パーセント、完全な「たられば」の話になるが・・・

 

現在、日本国内で認可されているのは、下記の4団体である。

WBA(世界ボクシング協会)

WBC(世界ボクシング評議会)

IBF(国際ボクシング連盟)

WBO(世界ボクシング機構)

 

ところが、坂本博之選手の現役時代は2団体のみ。
WBAWBCのみ、国内での世界戦が認可されていた。
つまり現在は、当時よりも世界チャンピオンベルトが多いのである。

 

もし、彼の現役時代に4団体だったとしたら、いずれかの世界チャンピオンベルトを巻いていただろう。

 

坂本さんは現在、「SRSボクシングジム」の会長として活動されている。
いずれ彼が育てた選手が、「世界戦のリング」に登場する。

 

その日が来るのが待ち遠しい。とても楽しみだ。