スターダム
このプロレス団体が「旗揚げ10周年」を迎え、昨日3日に「日本武道館」大会を開催した。
「女子」プロレスでは、1997年に ”全日本女子プロレス” が開催して以来、24年ぶりの「日本武道館」だった。
全日本女子プロレス・・・懐かしい。
この頃は、私も「女子プロレス」を観戦していた。
現在は、”タレント” として活動している「北斗晶さん」のファンだった。
私の日記で「女子プロレス」について書いたのは、「木村花さん」が亡くなった時。
今では、時々YouTubeで観るくらいで、「男女」に関わらず、プロレスを熱心に観戦するようなファンではない。
そんな私が、今夜書きたい事。
それは、「女性の敗者髪切りマッチ」について。
スターダム武道館大会のメインイベント
ワンダー・オブ・スターダム選手権試合
王者・ジュリア VS 挑戦者・中野たむ
この試合、「敗者髪切りマッチ」で行われた。
結果は「中野たむ選手」が勝ち、タイトルを奪取。
そして試合後、ジュリア選手の「髪切り」が行われた。
うーむ・・・😕
昭和の髪切りマッチ
私のような「昭和」のおっさんが、真っ先に思い出してしまうのが、
1985年8月28日(大阪城ホール)
長与千種 VS ダンプ松本
この試合は、当時人気絶頂だった「クラッシュギャルズ・長与千種選手」が敗れ、リング上で髪切りが行われた。
当時学生だった私は、とてもショックを受けた。
あれは、「試合」ではなかった。
何と言ったらいいのか。
とにかく「過激」で「残酷」で「凄惨」で・・・
まあ、これ以上は書けないです。
髪は女の命
こんな言葉は、昭和の遺産というか、もはや「死語」なのかもしれない。
しかし、だ。
私は、「女性の敗者髪切りマッチ」を拒否する。
理由は、
「女性の命である髪を失う戦い」となれば、どうしても行き過ぎた、過激な試合になってしまう。
そんな懸念があるからだ。
忘れてはいけない教訓
私が今でも忘れられないプロレスラー・三沢光晴さん。
彼がリング上で亡くなった時、私は心底落ち込んだ。悲しんだ。
私は、”ボクシング” も ”プロレス” も、「スポーツ」として観戦している。
選手達の「安全」は守られるべきだし、その為に「ルール」がある。
万が一の事故もあってはならない。
三沢光晴さんが亡くなった時、私は強くそう思った。
戦争観戦では、無い
以前、私は「ある試合」を批判した。
「危険極まりない試合」だと、私は思ったからだ。
(1月2日の日記)
選手に「命を懸ける覚悟」は不要だ。
また我々ファンも、選手達にそんな覚悟を求めてはいけない。
「スポーツ」なのだ。
私達は戦争を観戦しているのではない。
私の結論
選手達はファンに「熱い試合」を見せてくれれば、それでいい。
私は、それで「満足」します。
そして私達ファンは、選手や主催者に「過激な試合」を求めてはいけないと思う。
私にとって、「女性の敗者髪切りマッチ」は、”過激” です。
だから、今後も「拒否」します!