今朝は、お気に入りのレストランで食事をした。
このレストランはキャンペーンの対象外だが、店内の客入りは5割以上。
私は、「多いな」という印象を受けた。
緊急事態宣言発令中よりも感染者の多い現状を鑑みれば・・・
「新型コロナ」に対する人々の警戒感は、以前より弱まっている。
私には、そう見える。
しかし現実は、新規感染者数が最多を更新する日々である。
それでも、私はキャンペーンは続けてほしいと思っている。
これを言うと、当然批判される。
例えば、「医療現場、従事者の事を考えろ」と。
私は「病院の清掃員」だった。
(4月22日の日記)
担当は手術室。
もし、もし私が今でも「病院の清掃員」であれば、キャンペーンには反対したかもしれない。
現在の私がキャンペーンを「肯定」する理由は、前職が「ホテルマン」だったからだ。
昔の同僚達の現状を知っている。
彼らは、このままでは仕事を失いかねない。それほど危機的な状況だ。
喧嘩別れした連中だ。
正直、もう二度と会いたくない。そんな奴らばかりだ。
それでも「様を見ろ」とは言えない。そこまで冷酷非情になれないのだ。
不思議なものだ。
まあ、自己分析してみると・・・
「自分の部下だった者達が、今でもお世話になっているから」
という気持ちがある・・・のかもしれない。
そして、私も彼らと同じだ。
私の仕事は、「お客様のニーズ」があってこそ、である。
「お金を払ってでも、プロの清掃員にやってもらいたい」
そんなニーズがなければ、私のような「プロの清掃員」は不要なのだ。
「Go To キャンペーン」はコロナ禍で、観光・飲食などの「需要を拡大する為」のものである。
私はこれが成功すれば、この経済効果が他業種にも波及するのではないか。
そんな期待をしている。
そして、我々の業界にまで好循環を及ぼすのではないか、と期待している。
だから、キャンペーンは続けてほしいのだ。
一方で、コロナ禍で医療現場で働く昔の同僚達には、「申し訳ない」という気持ちもある。
彼らとも喧嘩別れだった。
それでも、「清掃員」として医療現場を支える彼らを、私は尊敬している。