「妻のかわいいワガママは、全て受け入れる」
これを、私の決まり事にしている。
私は気が短い。これは、自他共に認めるところだ。
この性格、もう治らないだろう。正す気もないし・・・
それでも、「夫婦円満」には心掛けている・・・つもりだ。
彼女は、「安月給の清掃員の妻」であるということを自覚している。
「無茶苦茶なワガママ」は、決して言わない。
だから、妻のワガママは全てかわいい。
だから、全て受け入れる。
昨日、「真夏のクリスマスプレゼント」が彼女に届いた。
「やはり女は帽子と鞄と靴が好きなんですよね」などと言って、浮かれている。
・・・あれ?誕生日に靴をプレセントした時には、「靴と鞄」と言っていたはずだ。
「帽子」が増えている・・・
うーむ・・・まあ、いいか。
「かわいいワガママ」に応えたおかげで、私の財布は中は「北風ピープー」だ。
対照的に、妻の心は完全に「お花畑」状態。
しかし、これでいい。
私の財布の中で、北風が吹き荒れても、何の問題もない。何故ならば、私の心が満足している。
妻に喜んでもらえたのだから、それが何よりだ。