2021年4月3日(ウズベキスタン・タシケント)
IBF・WBA世界スーパーバンタム級タイトルマッチ
◯ IBF正規王者、WBAスーパー王者・ムロジョン・アフマダリエフ
(5回TKO)IBF暫定王者・岩佐亮佑 ●
結果はネットで知りました。
YouTubeにアップされてましたので、結果を知った上で試合も観ました。
戦前の「英国ブックメーカーのウィリアムヒル」では、アフマダリエフ選手が1.17、岩佐選手が5だったらしいです。
圧倒的に「不利」予想ですね。
そして残念ながら、予想は「的中」してしまいました。
二冠王者は強かった
1ラウンドは互角以上というか、完全に岩佐選手のラウンドでした。
既に結果は出ていたにも関わらず、このペースならば行ける!などと思ってしまった。 😅
しかし・・・
さすがに、二冠王者・アフマダリエフ選手。
2ラウンドから、しっかり修正してきましたね。
前評判通り、とても強いチャンピオンだなと思いました。
5ラウンドのレフェリーのストップに関して
ネット上では当然の事ながら賛否両論。
私は「早い、遅い」ではなく、とにかく岩佐選手の苦笑いが印象的でした。
そして、とても気の毒に感じました。
ダメージがあるようには見受けられず、あのまま試合が続行されれば、岩佐選手の左ストレートが火を吹く可能性だって、あったはずですから。
逆に、岩佐選手が完全にノックアウトされた可能性だって、あった。
2ラウンド以降を見る限り、むしろ、その可能性の方が高かったのかもしれません。
私のエコ贔屓
岩佐選手のカウンターパンチが炸裂したはず!
岩佐選手に、もっと試合をさせて欲しかった!
完全にノックアウトされたのなら諦めもつくでしょうが、これでは不完全燃焼でしょう。
最後に
ところで、私は「昭和時代」からボクシングを観てますが、最近、強く感じる事があります。
それは
ここ数年のボクシングは、レフェリーやジャッジの採点で、物議を醸すことが多くなった。
後味の悪い試合というか・・・それが多くなったように感じます。
もちろん、選手の安全第一です。
必ず、生きてリングから降りてもらう。
これはレフェリーや主催者だけでなく、ファンも含めて、皆が背負うべき「責任」であると思います。
危険なスポーツだからこそ、「選手の安全第一」です。
私は、「三沢光晴さん」のようなリング上の事故を、二度と見たくありません。
ですが、今回の岩佐選手の場合。
ダウンはしてない。
相手のパンチは効いたかもしれないが、後退しただけで試合を止められてしまった印象が強い。
エコ贔屓ですが、やはり岩佐選手が気の毒ですね。
岩佐亮佑選手の再起に期待します。
Gerd AltmannによるPixabayからの画像