読んで字の如く、ですね。
つまり、言うのは簡単ですが、それを実行するのは難しい、という事です。
さて、と。
岸田文雄首相が中小企業の経営者らと『車座対話』を行いました。
その中で、こんな事を言っておられました。
うーむ・・・🙄
私は上記の岸田首相の発言を聞いて、とても不快に感じました。
私は「経営者」ではない。
「労働者」です。
だから、経営については何も知りませんが・・・
なーんて、おっしゃるが・・・どうやって?
私の勤務先は「街の小さな会社」です。
そして、
2年前には「7人」も居た正社員が、現在は「4人」しか居ません。
私は「経営者」ではありませんから、会社の「お金の事情」は知りません。
ですが、
おそらく “厳しい” のでしょう。
実際、私達の給料は “据え置き” ですし、退職者の後任も補充しない。
「人件費削減」という事です。
現状を鑑みれば、それしか考えられません。
その結果、
現在の私達の仕事量は、昔よりも増えています。
当然です。
「7人」で分担していた仕事量を、現在は「4人」でやっているのですから。
さてさて。
私の勤務先の現状は、「人手不足」という課題を乗り越えていますか?
岸田首相の「回答」を聞いてみたい。
傍から見たら “乗り越えている”ように映るでしょう。
「倒産寸前」なんて状況ではありませんし、おかげさまで、私達には毎日仕事の依頼があります。
だけど実情は!
皆んな、無理しているのです。
私達の労働時間は、だいたい「1日12時間前後」です。
労働基準法なんて守っていたら、会社が潰れますからね。
民間企業に勤めている人の、おおよそ7割が「中小企業」で働いています。
多分、中小企業はどこも“似たり寄ったり”です。
私と同じように、長時間労働しているはずです。
サービス残業だって、普通にやっているはずですよ。
「言うは易し」だな。
岸田首相も上記のような事を言うのであれば、中小企業の経営者をバックアップしてくれないとねぇ・・・😑
言うは易く行うは難し(いうはやすくおこなうはかたし)
投資?
賃上げ?
言うのは簡単です。
ですが、
中小企業の経営者の皆さんが、これらを実行するのは難しいのです。