賑わい

久し振りに見た光景だった。

 

6日の日曜日、「度」が合わなくなってきたので、眼鏡をつくりに出掛けた。
眼鏡屋は、ショッピングモールの一角にある。
初めて訪れたのだが・・・

 

人混みに驚いた。

開店から1時間もしないうちに、約400台収容の駐車場が、ほぼ満車状態。
最寄駅からも徒歩10分以内という好立地ではあるのだが、コロナ禍の現在では、あれだけの「賑わい」は、なかなか見られない。

人同士が密接しているわけではないが、「三密」に近い状態だった。
よって、クラスター発生の危険度は、高まるかもしれない。

 

私は、過度な自粛には反対の立場だ。
あの状況で、マスクを着用していない人が居たことには否定的だが、「賑わい」には肯定的だ。

 

「元ホテルマン」だった私は、かつての同僚たちが気になっている。
コロナ禍で、大変な状況になっているからだ。
観光業、飲食業なども厳しい。

それらの業界が、活気を取り戻す為の「賑わい」は必要だろう。

 

だから、私はこれからも「自粛」はしない。

 

私の現在の同僚の中には、未だに休日の外出を控えている者もいる。それも正しい選択だと思う。
しかし、私の選択も、誤りだとは思わない。

 

活気を取り戻す為の、「賑わい」の一員になる。

それが、私の選択だ。