最高の試合

2020年12月31日(大田区総合体育館)

WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ
王者・井岡一翔 VS 同級1位・田中恒成

 

いよいよ明日に迫った対戦。
日本ボクシングコミッション(JBC)は両選手・チーフセコンドがPCR検査を受け、全員が陰性だったと発表した。

 

良かったです 😄

今から楽しみです😆

 

 

ところで、私の周囲の多くの人達は、ボクシングの日本人対決と言えば「薬師寺保栄選手と辰𠮷𠀋一郎選手」のバンタム級王座統一戦を挙げる。

私も凄く興奮した。

 

 

しかし、私が真っ先に挙げる試合は、これだ。

 

2000年10月11(横浜アリーナ)

WBA世界ライト級タイトルマッチ
王者・畑山隆則 VS 同級14位・坂本博之

 

もう何度も観た試合である。
つい最近もYouTubeで観た。

あの試合から20年経っても、「やはり日本人対決と言えば、これ!」である。

 

さすがに今では冷静に観戦出来るが、当時は私の大のお気に入り坂本博之選手のスタイルに戸惑った。

 

「何やってるんだ、坂本!ガード上げて、ガード!」

テレビ越しに映る、左腕をダラリと下げた坂本選手に向かって、私は叫んでいた。

 

後に、これは「対畑山戦」に用意した作戦だったと知った。

デトロイトスタイル

ヒットマンスタイルとも呼ばれる。
1980年代に活躍し、五階級を制覇したトーマスハーンズ選手が、その使い手として有名です。

簡単に言ってしまえば、超攻撃型のファイトスタイル。その分、防御は弱くなる。

 

結果は坂本博之選手のKO負け😢

当初、私は作戦負けだと思った。
「慣れないスタイル」で戦うからだ、と。

 

でも、後にその考えは変わった。
ファイトスタイルなど、全く関係無かったと思う。

あの試合での畑山選手はとにかく強かった。
最近も観たが、やはりそう思った。

 

一度は引退し、坂本選手と同じライト級で復帰した彼は、ずっと「坂本戦」を意識していたらしい。
そして後に彼は、「タイトルは二の次だった」と言っている。

「チャンピオンベルトを守る!」ではなく、「坂本博之を倒す!」

それだけ強い気持ちで、坂本選手との対戦に臨んでいた。

 

うーむ ☹️
そりゃ、強いはずだ。

 

私は素人なのでテクニック云々は分からない。
しかし、両選手の激しいぶつかり合いは最高でした。

いや、今でも最高です😆

 

 

そして明日の試合

この試合を超えるような、素晴らしいファイトを期待してます!

 

 

OpenClipart-VectorsによるPixabayからの画像