最高の決断

私の同僚が今月いっぱいで退職することになった。

今朝、社長と本人、それぞれから聞かされた。

 

 

とにかく驚いた。全く想定してなかった。

しかし、かつて私は、彼に度々転職を勧めた。
2021年1月24日の日記

 

 

社内で唯一の20代である彼は、昨年、子供を授かった。

「今の仕事は好きだけど、子供を第一に考えました。」

今朝、彼からこう言われた。

 

清掃員クロア
フムフム、よく分かる。

 

 

私の勤務先は、12時間以上の労働が常態化している。
世間様から「ブラック」と言われても仕方がない。

しかし、街の小さな会社なんて、そんなものだろう。
会社が潰れてしまったら、私達は「職場」を失う。

 

私達社員は皆、何もかも「納得済み」で働いている。

 

 

ただ彼の場合、産まれたばかりの子供に、もっと時間をとりたい。
そう考えた。

そして現状は、そんな彼の希望を満たす「職場環境」ではない。

 

それが彼に転職を決意させたようだ。

 

 

清掃員クロア
応援する!
我々の仕事は、残念ながら何のスキルも身に付かない。
若いうちに色んな事にチャレンジした方がいい。

私は、彼にこう言った。

 

 

私は昭和のおっさんには珍しく、「会社に骨を埋める」なんて考え方を否定している。

 

 

彼の退職という決断を、私は尊重する。

出来の悪い後輩だったが、今回は「最高の決断」だったと思う。

 

 

だから、心から応援します!

 

 

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