「AI」には頼りたくない

政府は2021年度から、少子化対策の一環として、「人工知能(AI)を活用した自治体の婚活支援事業」を補助金交付で後押しする

 

うーむ🙄

何日か前に見たニュースなのだが・・・
こんなところにも「AI」が導入されたのか。

「AI」人工知能(Artificial Intelligence

昭和生まれのおじさんには、かなり驚きだ。

 

私にとって、「AI」といえば「将棋」に結びついてしまう。
現在の将棋界は、「AI」に席巻されているように私には見える。

私がプロ棋士に憧れていた頃には、全く予想もしてなかった事である。

 

かつて日本将棋連盟の会長だった「米長邦雄 永世棋聖」は、「コンピュータがプロ棋士を負かす日は?」という質問に対し、『永遠になし』と答えていた。

 

米長先生といえば、第51期名人戦(1993年)で7度目の挑戦者となり、当時の中原誠名人を破って49歳で初の名人位を獲得した棋士である。

タイトル獲得数19期の名棋士も、将棋界最高のタイトル「名人」には縁がなかった。
49歳での「初戴冠」に、とても感動したことを覚えている。

 

そんな米長先生が『永遠になし』答えたのだから、私にとっても『永遠になし』だった。

 

ところが米長先生、2012年にコンピュータ将棋ソフト「ボンクラーズ」との対局で敗れている。
私にとっては、これも「衝撃的な事件」だった。

 

 

話が完全に脱線してしまった😓

 

現在、「AI」を搭載した将棋ソフトは、プロ棋士相手に互角以上の戦いをする。
米長先生の『永遠になし』は完全に否定されてしまった。

 

目覚ましいスピードで進化を遂げる「AI」だが、私はこれに頼りたくない。
ましてや、「生涯の伴侶」を決めるのに「AI」ですか⁉️

私には考えられません☹️

 

そして、「AI」の進歩が「怖い」とも思う。

 

例えば
「AI」を搭載した「お掃除ロボット」が出来たら、私の仕事は奪われる、なんて事を考えてしまう。

 

実際、「結婚相談所」ってどうなるのだろう?
「AI婚活」がスタンダードになってしまえば、不要になってしまうのでは?

そうすると、ここで働いている人達は、職を失う。

 

 

まあ、しかし・・・

こういう発想が「古い」し「ダメ」なんでしょうね。
まさに「昭和時代の生き残りの発想」というか。

少子化が進む日本では、我々のような年寄りが増える一方で、若者や子供への負担が増す。

彼らの負担軽減に役立つならば、「AI」も積極的に導入、活用すべきなんだろう。

 

それでも、
それでも昭和の頑固オヤジは、「AI」には頼りたくない。

 

例えば、「AIロボット」が介護をする時代になったとしても、私は頼りたくない。

介護を必要としない心身を作り上げる。

 

そして、私の業界の先輩方を見習って、1日でも長く「現役」でいたいと思う。